STEP6 頸と頚指(くびさ)を見る
ステップTである程度、馬を絞り込んだら、次は取捨の難しい微妙な違いや、自分の好みに合わせた選択をします。
1.頚と頚指しは、太さ、長さ、角度などを見ると良いでしょう。極端に太くて短い頚も、極端に細くて長い頚もあまり良しとはされません。細長い頚に大きい頭の馬は、競走時にバランスが悪く早く疲労しそうな印象を受けます。一般には太くて短い頚よりは、細めでも長い頚を良しとする傾向が強いようです。但し、アフリートやストームキャットのようにアメリカ型の種牡馬の仔は太くて短めの頚を持つものが多く、競走成績も優れています。 こういった場合には、父の良さが出ていると判断したほうが良いでしょう。常に本馬と父、母父を比べながら馬を選んだほうが実践的でより楽しいものです。
2.頚と顔のつく角度も注意を払いましょう。言葉では説明しづらいですが頚と顔の付く角度が鋭角な馬は「頭礎(とうそ)の窮屈な馬」と呼ばれ敬遠する人もいます。(図4参照)
頭と頚の付く角度
  • 左の図のように、頭と頚の付く角度が鋭角なものは「頭礎の窮屈な馬」と呼ばれ、極端なものは避けたほうが無難とされます。
  • 左の図のように、頭と頚の付く角度が鋭角なものは「頭礎の窮屈な馬」と呼ばれ、極端なものは避けたほうが無難とされます。
3.頚を常に上に伸ばしているような馬は「頚の高い馬」と呼ばれます。競走で頚の使い方が下手な馬もこう呼ばれます。ダイタクヘリオス、スキーキャプテンなどは例外的に頚の高い走法のまま活躍しました。これも一概に競走能力との関連はいえません。遺伝もしないはずです。