STEP7 キ甲を見る
キ甲は肩側の頚の付け根のところの盛り上がった部分を指します。頚と肩の筋肉を支える肩甲骨によって構成される部位の頂点で、盛り上がった部分のことです。高くて短いキ甲、厚くて短いキ甲よりも、高さが十分でなくとも基礎になる部分が大きいほうが喜ばれます。
1.キ甲が長いと肩甲骨も長くなるので、肩も長くなります。若馬は後駆が先に伸びて、キ甲がそれにつれて大きくなります。キ甲が高い馬は肩も長くて、運動性に富むとされます。キ甲が高く肩甲骨が長いと、筋肉の付く量も多く、肩の運動幅も大きく、前脚の運動幅が増えると思われます。このような馬はストライドの大きいスピードの乗りそうな馬になることが期待できます。種牡馬ではホリスキーアンバーシャダイコマンダーインチーフなどが写真で見てもわかりやすいかもしれません。
キ甲と肩、前肢の運動の幅
キ甲が低い馬は、肩を形成する肩甲骨も小さい。肩甲骨の小さい馬は前肢の運動幅も小さく、小刻みなピッチで走る馬になりやすい。
キ甲の高い馬は、肩甲骨も大きく、前肢の運動幅も大きくなり、歩幅の大きいストライドの大きい走りの馬になることが予想される。